2012/12/21

カンサイ アクメサイクルズ

Twitterには色々な人が集まっています。僕など足元にも及ばないような凄い技術、センス、知識を持った人たちがゴロゴロと…。いつも色々なことを教えて頂いています。(しばしば教えて頂いた情報を基にブログが執筆されていることもw)

今回は、そんなTwitterで知り合った方が組まれた自転車達が素晴らしくカッコ良かったので記事にさせて頂くことに。僕が自転車を組む時に重要視しているポイントがキッチリ抑えてあり、久しぶりに他人がプロデュースした自転車にシビレました。

というわけで、今回はカンサイアクメサイクルズの紹介です。


元々カンサイさんとツイッターでやりとりするようになったのは、僕がちょいちょい呟いているITMや1990年代後半から2000年代前半のロードレースや機材について教えて頂いたところから交流が始まったのかな?とにかく凄い知識量で、いつも色々なことを教えて頂いていたのですが、僕が「旧BORAカッコイイんだよな〜。」と言ったところ、一番上の画像が送られてきたのです。


これ、凄く旧ボーラっぽいですよね?でも、BORAでは無いそうです。というか、カンパのホイールではありません。スピナジーです。REV-X禁止の動きにより一気に勢いを失ったメーカーですが、今はザイロン繊維を利用した面白いホイールなどを売っていますね。ステッカーを剥がすとかっこ悪くなると思っていた僕には衝撃的でしたw。

他にもこんな写真が…。
(僕があーだこーだ言うよりは見てもらった方が早いと思います。)










何処ぞで見たことがあるようなコルナゴの写真もありますが、各々の自転車に使用されている細かいパーツについて解説を加えるというのは野暮でしょう。先日のツイキャスでも力説しましたが、カンサイさんの手が入った自転車は単体では解る人にしか解らないけど、実際に使われるであろう場所に置かれた時に映えるのです。これはひとえに自転車を自転車単体として見るのではなく、オーナーと使用目的、使用スタイルを的確に把握した上でトータルコーディネートされているからに他なりません。カンサイさん自身はご自分で”バイクコンシェルジュ”という言い方をされますが、正にその通りだと思います。「どうも自分の自転車のパーツセレクトがしっくり来ない。」とか「洒落た自転車に乗りたい。」という人には非常にオススメ出来ると思います。

あと、個人的には”パーツごとの時代感が統一されている”というのが大きなポイントだと思っています。僕自身、自分で自転車を組む時は時代、世代的にデザインが破綻しないことを意識して組みますが、その理想形と言っても過言では無いでしょう。

そんなカンサイさんのお店がカンサイアクメサイクルズです。現在は店舗を構えていないそうですが、今は出張メンテ(カスタム、修理も含む)とコンシェルジュ(自転車購入の相談やサイズ出し、カスタムの相談など)を中心とし、ポジション出しや女性向けトライアスロンサポート(バイクパート専門)、メンテ講習なども行なってみえるそうです。

色々な場所で問題になりそうな店名ですが、アクメとは仏語で性的なオーガズムのことをさす、古代ギリシャ語を語源とした頂点、絶頂、最高などを意味する言葉です。最高にエロくてかっこいい自転車をという両方の意味を含んでいるとか。英語読みだとアクミーになりますね。やっぱりエッチな意味かwと一人ニヤけてしまいました。ちなみに、名付け親は写真家の桐島ローランド氏だそうです。

これにはビックリしました。あ!の!桐島ローランドさんですよ!オートバイでパリ・ダカールラリーに出てる人ですw。こんな所で名前を聞くとは思いませんでした。パリ・ダカールラリーは昔から凄く好きで毎年チェックしています。

某釣り堀の人も言っていますが、Twitterは本当に面白いですね。

2013/09/15追記
先日、お会いして色々とお話をさせて頂いたのですが、マニアックな軽量パーツへの造詣も深く、数少ない「この人には勝てない…」と思わされる方です。凄いです。

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