2013/09/07

2006 Bianchi D2 Crono Carbon

史上最高にエロいBianchi
縁があって組ませてもらうことが出来ました。

当時のカタログ写真(完成車イメージ)はこんな感じです。

あれ?何か違いますよね?w

今回触らせて貰ったのは2006年に存在したLiquigasチームカラーのフレームです。

当時、実際に使われていたプロバイクはこんな感じでした。
ディルーカのバイク(2005プロツアーチャンプカラーです)

 こっちは誰のか解りません

日本に正規輸入されて居ない(ことになっている)カラーです。

これ、自分が欲しかったのですが、サイズが合わず…。
友人に紹介したら彼が即購入したという面白い?エピソードがあります。

ふじわら「お前さー、カーボンロード欲しいって言ってたよなー。ほれ。」

友人「うん。ふぉぉぉぉ!」

ふじわら「サイズも合うし買っちゃおうぜ!」

友人「買った。ついでにITMのハンドル買った」

〜数週間後〜

ITMのBianchiComponenti仕様のミレニアムステム+ハンドル


モデル名の解らないITMのフルカーボンモノコックTTハンドル
(2003年のCX2カーボンというモデルのようです。)

パーツカタログの写真はこちら


ITMのNIVOLA

これだけ揃っていたわけです(意味が解らないよ!www

それでは、はらまんちゃんによる写真を見ていっていただきましょう。












いやはや…美しいですね。

多少の傷はあるものの、年式を考えると非常にコンディションが良いです。

このフレーム、以前も書きましたが、前半分(トップチューブ〜ダウンチューブ)は僕の持っているCentoStradeと全く同じです。今回、じっくりと見る機会があったので確しましたが、リアのシートステー/チェーンステーも同じです。違うのはリアセンターのみ。


CentoStradeのBB周りは不自然に延長したような構造になっているのですが、その謎が解けました。多分、同じ汎用品のチェーンステーを使用し、リアセンターはフレームの使用目的に合わせて変更してあるのでしょう。

このD2ではリアエンドがトラック共用のエンドになっているようで、エンドを交換すればトラックバイクとしても使用出来るみたいです。何かお得ですね…。いいなぁw。

僕自身も、この自転車の所有者である友人もシマノ鈴鹿までにTTバイクを用意しなければならず、圧倒的に予算と時間が足りなかった為、レース後の現在はTTバイクが未完成な状態で放置されているので、又組み直したらCentoStradeとの比較写真やTTバイク2台での撮影をしたいなーと思っています。(鈴鹿ではバタバタしててそういう時間が取れませんでした。)

そもそも圧倒的にサイズが合わないので、長い距離の試乗はしていないのですが、乗った感じではめちゃくちゃ芯の太いフレームです。鬼のように硬いです。最近のフレームのように硬い中にもバネ感があり、進むものではありません。しならない。撓まない。とても素人の踏み切れるフレームでは無い。という印象を受けました。

組んでいて気がついたのですが、このフレーム、アウターワイヤー内蔵部分にアルミのワイヤーガイドが全て入っています。CentoStradeは未だそこまで触っていないので解りませんが、手がこんでますね…。組むメカニックのことを良く考えた設計だと思います。

他には、52Tのチェーンリングを使用しているのに、FDは取り付け台座の一番下まで降ろさないといけないなど、これは完全にプロ供給機材です。

という話をしていたら、某人が「これってプロ供給してた実物かも。Bianchiはトラッキング出来るから、一回聞いてみたら?」と。しかし、手元に届いた時には既に追跡コードが剥がされており、これ以上は解りません。謎の多いフレームです。

*その後得た情報ですが、このカラーでは市販されていないようです。つまり、プロ供給モデルが流れてきた…と見て間違い無さそうです。実車か…実車だったのか…。


こんなレアなフレームを組ませてくれたオーナーのげんきちに感謝!

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