2014/05/07

2006 Campagnolo EURUS Silver

シルバーホイール2セット目です
実は、自分で所有する初めてのアルミスポークホイールだったり…


カッコいいから買ったというだけなのですが、そういえばこの時代のユーラスって横剛性最大だったよなーと。ホイールの写真をカステに送ったら興奮していました。僕の持っている2009年のZONDA比で考えると、フロントの重量はマイナス15gと大きな違いは無いのですが、リア重量はマイナス45gと地味に違う気がします。とはいえ、重量的なアドバンテージよりは剛性的な部分に価値があるホイールなので、そこは目をつぶるべきかもしれません。

実際に使ってみると、圧倒的な横剛性に衝撃をうけます。全ての入力が前方向への加速感に繋がる感覚。というのがわかりやすいでしょうか。異次元の横剛性感です。最新のホイールに幾つも乗っていますが、確かに横剛性最大と言われるだけの事はあります。ダンチ。

当時のカタログがネットに残っているので、抜粋してみましたが色々と面白いですね。ゾンダのリムハイトは前24mm後28mmなので、ユーラスのほうが前後とも2mmずつリムハイトが高いことが解ります。それでいてZONDAよりも軽量になっているというのはかなり評価出来るのではないでしょうか?

重量がわずか1,490g1,550gのユーラス・ホィールは、オールラウンドに使えるホィールを求めるライダーにとって、理想的な選択になります。過酷なヒルクライムにも平地のハイスピードにも最適のパフォーマンスを発揮します。ユーラスはディファレンシャル・プロファイル、つまりフロント・リムは26mm、リア・リムは30mm に押し出し成型されたプロファイルを特徴としています。フロント・ホィールは軽量で操作がしやすく、リア・ホィールは反応が良く剛性がアップしました。前後のリムとも球面上にマシンカットを施し、剛性を損なうことなくスポークが挿入される部分を軽量化しています。ジョイントの反対部分を特別な形に切削加工することで、ホィールのダイナミックバランスを取っています。走行中、ジョイント部の重量を確実にバランスを取ることができます。前後のリムともにトップ・ブリッジにはスポーク・ホールがありません。これがリムテープを不要にし大きな軽量化になります。またねじれに対する剛性も、縦方向に対する弾性も格段に向上します。アルミ製のウルトラ・エアロ・バテッドスポークを使用し、フロントはラジアル組みで、リアはG3 スポークシステムで組まれています。リア・リムのスポーク穴は、ホィール・ディッシュ(オチョコ量)を改善するために左右非対称に開けられています。オーバーサイズのハブには、アルミ製のハブ軸とセルフ・アライニング・ベアリングを使用しています。リアハブはオーバーサイズのフランジを持ちねじれに対する剛性を強化しています。そのためスプリント時のホィール性能も向上しました。


で、目下の悩みはゴールドシャマル欲しい…という所に尽きます。銀ゾンダ、銀ユーラスときたら金シャマ…。流石に金シャマは値段が高騰しているので無理だと思っていますが、

*参考までにEURUSのスペックをまとめておきます。
リム
(フロント) アルミ、高さ26mm、幅20mm
(リア) アルミ、高さ30mm、幅20mm
スポーク
(フロント) 16本、ウルトラ・エアロ・バテッドスポーク(アルミ)
(リア) 21本、ウルトラ・エアロ・バテッドスポーク(アルミ)
ハブ
アルミ *10s専用
重量
(フロント) 660g
(リア) 890g
(トータル) 1550g

定価
2007
カンパ9-10S/147,000円、HG10S/147,945円
2008
カンパ9-10S/154,300円、HG10S/155,190円
2009
カンパ9-10S/154,350円、HG10S/155,400円

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