2017/02/19

CONTINENTAL GRAND PRIX 4000S2 23c

私、知る人ぞ知るミシュラン党員なわけですが
コンチネンタルも使っていないわけではありません。

こういうタイヤもあるよねー。という感じで、やはりあまり好きでは無かった。が結論です。柔らかめのゴムでグリップを稼ぐイメージ。ミシュランは全体的にケーシングが変形してグリップを稼ぐイメージがあります。

「どっせーい!うりゃー!」って感じで適当にコーナーに侵入すれば、不安感無くそのまま曲がって行くのは素晴らしいと思うのですが、乗り心地がちょーっと硬いのが気になります。ゴツゴツしているわけでは無く、なんかちょっと硬質なイメージがあります。ただ、この硬質なイメージはミシュランよりもリム打ちパンクに強い雰囲気があります。ズボラな人にはコンチネンタルのほうが絶対良いですね。

面白いことに、車のタイヤと一緒だなぁ…と思いました。ミシュランのタイヤはかなりケーシング変化量が多くグニャグニャしているフィーリングがあり、攻めた走りをするとビビリミッターがかかります。コンチネンタルのように硬いケーシングと柔らかいゴムの組み合わせで出来ているタイヤはグリップ限界まで容易に到達することが出来、万人がタイムを出すことが出来る気がします。

この違いは限界域での挙動に大きく関与していると私は考えており、個人的には公道で楽しく遊ぶのであれば(タイムを測らないのであれば)ミシュランのようなタイヤのほうが安全だと思っています。本来のグリップ限界の一歩手前で"あかん感じ"がして辞められるのと、グリップ限界ギリギリまで行けてミスったら一気にハイサイドが起きるタイヤのどちらが安全でしょうか…


まぁ、そんなレベルで自転車のタイヤを使うシチュエーションは中々無いと思うので、個人的にはまっすぐ走っている時の乗り心地だったり、峠の下りコーナーをどれくらい快適に曲がれるかが重要なわけですが、そうなってくると個人的にはミシュランのようなフニフニのタイヤのほうが快適だと感じるわけです。

と、わかったような口をきいていますが、一つ忘れてはいけないポイントがあります。フレームの設計とホイールのタイプの問題です。フレームのサスペンション効果が十分であればコンチネンタルのようなケーシングが硬いタイヤでも十分快適でしょうし、ホイールがガチガチに硬ければミシュランのように柔らかいタイヤは腰砕け感が強調されてしまいます。

つまり、タイヤを選ぶ時は自分の好みに加えて、機材の硬さと振動吸収性の度合いを念頭に置く必要がありますね。というしょーもない話でした。

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